父の命日

今日9月5日は父の命日です。平成5年でしたから20年前です。

あっという間に過ぎてしまいました。父は50代の時に糖尿病による眼底失血で目が見えなくなってしまい、晩年謡をうたうことしかできず、舞えませんでした。お稽古はカセットテープに録音した謡で致しておりました。本が見られないのですから録音が大変だったと思います。

私は内弟子中でしたのでどうすることもできず、母や妹の苦労は大変だったと思います。会員の皆様のお支えもあり、檀の会の発会など私のために一生懸命に頑張ってくれました。

崇俊と娘が生まれたことをとても喜んでくれ、娘の1歳の誕生日の前に急逝しました。

今の私は体に気をつけて、この道に邁進していくだけです。父の位牌に誓いました。

今朝は雨が土砂降りです。日光のお稽古の予定ですが心配です。

父の命日” に対して2件のコメントがあります。

  1. グランマ より:

    20年前といいますと、先生は30才でしたでしょうか。
    夫も26才のとき父親を亡くしました。
    父と同じ道を進んでおり、大学の教室にまだいましたが、父親がなくなると教授をはじめ世間の風が直接当たり、つらかったそうです。
    あとを継ぐというのは、本人も周りもいろいろたいへんだったと、聞きました。
    病気は仕方のないことです。
    かえりまして、健康には十分に御留意なさってくだい。

    1. 千俊 より:

      いつもありがとうございます。能楽の世界はわりと暖かい環境で、師匠をはじめ、諸先輩方みなさんに随分助けていただきました。ただあとを継ぐというプレッシャーはかなりありました。今崇俊がそういう心境なのだと思います。自分で切り開くしかありません。今の私はプレッシャーを生きがいに感じております。どこまでできるかわかりませんが、精一杯頑張ってみたいと思います。これからも宜しくお願い申し上げます。

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