ひな祭り
昨日のひな祭りは坂城の稽古でした。昔でしたら、子供たちと過ごしているのでしょうが、最近は寂しい限りです。
長野もだいぶ暖かくなってきましたが、東京に比べればまだまだです。
さて昨日の続きです。
中入りのあと間狂言の語りがあり、ワキが、待ち謡で管弦を奏して西王母の来現を待っていると、下端(さがりは)という囃子で後シテが侍女を従えて登場します。侍女は桃の実を持っています。シテは侍女から桃を受け取り、ワキに渡します。天女の出で立ちのシテは舞を舞います。孔雀、鳳凰、迦陵頻伽(かきょうびんが)の鳥と共にまた天上に上って行きます。
鶴亀、猩々、菊慈童、石橋などおめでたい曲が中国を題材にしたものが多いのは興味深いところです。 (能の観賞を参考にしました)
ところで一昨日久しぶりに西荻のお寿司屋の磯はんに行きました。先日の檀の会のロビーの花は写真の成沢さんが生けてくれましたので、お礼もかねて行ってきました。彼とは同じ年です。20年近いお付き合いです。私の方がわかいですよね。今月は何回か伺う予定です。