こんばんは

昨日は師匠の会花影会でした。盛会に済みました。松浦佐用姫、唐船ともすばらしかったです。特に松浦の後シテでかけられた観世宗家蔵の佐用姫という面、世阿弥が松浦の能を作り、かけた面。そばにいるだけで熱くなりました。

600年以上前の前から使われていた面が現役で使われていること、本当に感動しました。また唐船に使われた単衣法被という装束は仕立てが安政時代のもので、師匠の装束の中で大事にされているものの一つです。いろいろな災害を乗り越え、今も現役で使われていること。これが大事で、博物館にあるものは死んでしまっているのです。そういうところもみていただけると、能の素晴らしさがもっと増すと思います。

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