佐渡のろうそく能
6月29日㈰ 佐渡正法寺の第10回ろうそく能で羽衣を勤めました。
とても良い天気の中、盛会に済みました。6月は佐渡では能がたくさん舞われます。
その中で正法寺のろうそく能も毎年行われております。(世阿弥の腰かけ石や雨乞いの面で有名なお寺です)今回関係者の方から私にお話しがあり、実現しました。
お囃子とワキ、後見は地元の方、地謡は私の会員を中心にした方々でした。
初めての体験で緊張しましたが、とても素晴らしい演能になりました。
地謡は数か月の稽古を積みました。
当日佐渡へ入り、申し合わせ、本番となりました。能の前に増田正造先生のお話がございました。
準備には大勢の方々が関わっておられ、
佐渡の方々の能に対する御熱意にはまことに感心しました。満員のお客様の前で舞わせて頂き、演能後多くの方から素晴らしかったとのお声を頂きました。
能の原点がこの地にはあるような気がします。
ただ過疎化に伴う後継者不足は深刻で、30以上ある能舞台での演能は減少しているそうです。残念です。
微力ながらお力になれることは何があるかを考え、これからも関係者の方々とお話をさせていただくつもりです。
カメラをなくしてしまい、写真を載せられないのが残念です。つづく